チャレンジ精神旺盛すぎて、就活のためにインドにまで行っちゃった話

 

今日は雨ですね。

DiGインターン生のゆーだいです。

 

 

第2回就活しくじり先生に講師役として出演している

加藤さんにインタビューしてきました。

 

 

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<プロフィール>

名前:加藤さん(2017年卒、内定者)
出身:神奈川
大学:中央大学商学部商業貿易学科
内定先:株式会社ヴェリタス・インベストメント

 

 

 

ー以下インタビュー(加藤さん:か、ゆーだい:ゆ)ー

 

参加者2,000人の大規模イベントで統括として大奮闘

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Q. 就活前の大学生活、何をしてたか?

「150人ほどのメンバーで構成されている学生団体「中央大学生協組織委員会ProjectCOOP(以下PC)」での活動を精力的に行いました。PCは主に「企画」「編集」「店舗」の3つの活動を行なっている団体です。「企画」は学園祭でのコンサートや新入生歓迎会など年間を通してのイベントの企画。「編集」は生協機関誌「S-COOP(スコップ)」など学内向け雑誌の編集、発行。「店舗」は学生の生の声を「提案意見なんでもカード」などでアンケートを取り、中大生目線の生協店舗の実現を試みる活動です。」

 

「PCさんは中央大学生(以下中大生)が
よりよい大学生活を送れるための活動をしている団体なんですね。
そもそもなぜPCに所属しようと思ったのですか?」

 

「有意義な大学4年間を過ごしたいと思ったからです。サークルに入って仲間と遊びまくるのも楽しそうだけど、人が喜ぶための活動をしたらもっと楽しいのではと思いました。新歓でより良い学園生活のために活動しているPCを知り、所属しようと決めました。」

 

「意味のある大学生活にしようと決めたのですね。
PCさんで特に印象に残っている活動について教えてください!」

 

「PCで主軸となり運営した2年生の時の「新入生歓迎パーティ」ですかね。このパーティの目的は中央大学に入学予定の新入生に対して入学式前に友達を作る機会を提供することで、より早くから大学生活を楽しんでもらうことです。全6日間で約2,000人の新入生が参加する大規模な当イベントで僕は統括に立候補し、統括を一人で務めました。」

 

「計2,000人の参加者が集う大規模なイベントの統括を務めることに
プレッシャーや不安はなかったのですか?」

 

「”プレッシャー”や”不安”などのネガティブな感情より”面白そう”や”チャレンジしてみたい”などポジティブな感情が勝ちました。もともと何かにチャレンジが好きで、身の丈に合っていないことこそやってみたい!と思います。実際、それまで人生で何か大規模なイベントの統括の経験はなく、だからこそ統括を勤めてみたいと思いました。」

 

「おっしゃる通りとてもチャレンジ精神旺盛なのですね。
実際に統括を務めての苦労はたくさんあったかと思うのですが、いかがでしたか?」

 

「はい、ご想像通りとても大変でした。新入生2,000人に対しPCのメンバーは150人しかいないので、期間限定で手伝ってくれる外部スタッフを集いました。結果200人の中大生が集まったのですが、200人の外部スタッフ全員にパーティの趣旨をしっかりと理解してもらうのが一苦労でした。このパーティは新入生同士の横の繋がりの機会提供と同時に先輩たちとの縦の繋がりの機会提供も趣旨としています。ですのでスタッフも雑用要員ではなく、新入生に積極的に話しかけて欲しいということまで理解していなかったり、サークル勧誘や不純な動機での連絡先の交換などの禁止行為をする人も多いと先輩から聞いていましたし、先が思いやられました。」

 

「確かに200人に対してしっかりと趣旨を理解してもらうことや、
禁止行為を見張るのは簡単ではないですよね。
実際加藤さんは200人の外部スタッフをどう管理したのですか?」

 

「まずは信頼関係を築くことが何よりも重要と考え、食事会を開きました。その後、パーティの規則や趣旨などを記したマニュアル本を作成し、より深く理解してもらうため説明会も開き口頭での説明も合わせてスタッフへの意識づけをしました。また、200人全員に個人ラインで食事会や準備の日程合わせや本番の流れなどについてマメに連絡を取り続けました。個人情報を扱っていたのと、リーダーを明確にする目的で事務連絡は全て僕一人で行ったのですが、結構大変でした。」

 

「細やかな配慮でスタッフとの信頼関係や意識づけをしたのですね。
逆に統括を務めて良かったことはなんですか?」

 

「まずは、パーティ後に新入生にとったアンケートで参加者の満足度の高さが伺えたことです。「本日友達はできましたか?」という質問にほぼ全員が「はい」と回答してくれて、パーティの一番の目的を達成できたのが良かったです。また、感想の欄に「〇〇先輩の話が面白かった」や「〇〇先輩のアドバイスが参考になった」などが書かれてあり、スタッフが積極的に新入生とコミュニケーションを取ってくれたことも嬉しかったです。あとは、最後にスタッフのみんなが僕の統括としての苦労を理解してくれて、胴上げをしてくたときは今までの苦労が報われたなと思いました。」

 

 

 

妥協できず就職浪人、行き着いた先はインド!?

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Q. DiGと関わる前はどう就活してたか?

「自己理解力が低かったのか、今思うと自分とは合わない企業ばかりエントリーしていました。スカウトメールを送っていただいた企業さんは手当たり次第エントリーしました。結果、中堅IT企業さんから内定をいただきましたが、どうしても事業内容や社風が合わず妥協で就職はしたくないと思い、内定を辞退し就職浪人を決めました。」

 

「とりあえず就職してみるができなかったのですね。
就職浪人を決めた後の就活はどうでしたか?」

 

「4年の12月に就職浪人を決め就活が解禁する3月までの3ヶ月間で自己分析をするつもりでした。しかし、自己分析をすればするほど自分を見失い、気がついたら1月の中旬にインドへ旅立っていました(笑)。というのも就活対策などのスキル面を磨くよりも人間性を磨く方が重要だと考え、インドで瞑想の修行をし自分を見つめ直そうと決めました。」

 

「大胆な行動に出ましたね(笑)。
瞑想の修行では具体的に何をしたのですか?」

 

「休憩を挟みながら4時半から21時まで1日10時間座禅を組む修行を10日間行いました。22時就寝で、会話や電子機器の使用、他人と目を合わせることも禁止されていました。修行以外に北インド観光もして計1ヶ月半インドに滞在したのですが、日本とインドの”日常”の差にカルチャーショックを受けました。インドでは客引きが強く、大体の商人が日本語が堪能に話せます。というのも彼らにとって「稼げない=死」となるので、生きるために客引きに必死なのです。対して日本では仕事探しにもそれほど困らないし、明日の生活が保障されていないことはそうないと思います。インドでの1ヶ月半を通して、働くことや生きることについてより真剣に考えるようになりました。」

 

「経済状況の差による環境の違いを痛感したのですね。
インドから帰国後、加藤さんの就活に変化はありましたか?」

 

「当たり前ですが、インドに行ったからと行って急に道が拓けはしませんでした。探り探りではありましたが、結果的に自分は営業をやりたいんだなと気づきました。人に何かを推めたりするのが苦手で営業という職種を避けていましたが、苦手意識があるからこそチャレンジして自分を変えてみたいと思いました。」

 

 

特別な学生から等身大の学生へ

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Q. 何でDiGを知ったか?

「知人に紹介してもらった就活イベントの会場がDiGのオフィスで、その時DiGを知りました。

 

「DiGの面談を経て何か変わりましたか?」

 

「就活生という立場からか無意識的に見栄を張っていたらしく、CA(キャリアアドバイザー)の方に「加藤くんは、背伸びするところがある。」と言われました。その言葉にハッとし、自分自身を特別な存在だと思っているとCAの人に打ち明けました。するとCAの人に「やっと普通の学生になれたね。」と笑って言っていただき、自分のことを誇張しない自然体な学生で居られるようになりました。もしDiGで面談をして居なかったら、それまで通り繕った自分で就活し続け、自分に合う企業に気づけなかったと思います。」

 

「なぜ株式会社ヴェリタス・インベストメントさんに就職しようと決めたのですか?」

 

「投資不動産の営業に決めた理由は、単価が高く営業の中でもより実力がつくと考えたからです。自分を試せる環境は好きですし、不動産の知識は今後の日常生活でも役に立つとも思いました。株式会社ヴェリタス・インベストメントに決めた理由は売っている物件がどれもスタイリッシュでカッコよく、自分が良いと思った物件ならお客様に心から推められると思ったからです。

 

「自分が良いと思える商材の方が営業に説得力を持たせられますもんね。
最後に、内定先での目標はありますか?」

 

「最低でも同期で1位の営業成績をだし、2年目には昇格を目標にしています。簡単な目標でないことは重々承知ですが、目標は高く設定した方が自分のモチベーションが上がるので。ただ、利益のみを優先する人間にはなりたくないです。お客様を第一に考え、単なる”売りつけ”ではない営業で、自分の利益優先ではなく相手の幸せを願う素直な気持ちを忘れずに持ち続けたいです。」

 

 

 

インタビュー後記:

インタビューを通して、
加藤さんの行動力があって責任感の強さを感じました。

また、加藤さんのように
苦手だと思い込んでいた職種や業種、企業にこそ
自分の求めるものがある人もいると思いました。

納得のいく就活ができず就職浪人することは
一つの選択肢だとは思いますが、
就職浪人したからといって 道が開ける訳ではなく、
「選択肢を広げること」と「自分と向き合うこと」
が大切だなと感じました。

 

DiGの面談で気づけた
「背伸びしない等身大の自分でいることの大切さ」
を就活生の僕も今後意識していきたいなと思いました。

 

 


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